⚡転職で人生が動き出したエンジニアthunderのブログ⚡

最近転職したエンジニアがおもしろおかしく気まぐれにいろいろ書いていくブログです。

名古屋県?神戸県?だけど あれ?なんか違うかも…

はじめに

どうもどうも、愛知県出身のthunderです!

え、「名古屋出身なんですね、自動車とか有名ですよね。名古屋にジブリパークができるって聞いて楽しみですー!」って?あー、僕は名古屋出身じゃないんですよ。もしかして金沢県や神戸県の存在を信じてる人でしょうか。

自動車で有名なトヨタ自動車の本社は豊田市ジブリパーク開業予定地は長久手市ですね。

どうしても愛知のものは全て名古屋と結び付けて覚えている人が多い印象があります。

今回は県名を呼ばれもしない、そんな悲しい県について語っていきたいと思います!

名古屋の面積

愛知における名古屋って「東京における23区」ぐらいのイメージを持ってませんか?

名古屋も中区とか千種区とか、区で別れていますし。

ということでちょっと面積を比べてみましょう。

東京都における東京23区の割合 = 627.6 km² / 2,194 km² ≒ 0.29 (29%)

愛知県における名古屋市の割合 = 326.4 km² / 5,173 km² ≒ 0.06 (6%)

そう、愛知県において名古屋市ってホントにちっぽけなもんなんです。

東京の23区の割合はバファリンのやさしさに迫る勢いですが、愛知の94%は名古屋じゃないんです。

豊田市岡崎市より小さいので愛知で一番大きいわけでもないです。

せっかくなので他の県も見てみましょう。

福岡県における博多区の割合 = 31.47 km² / 4,987 km² ≒  0.006 (0.6%)

兵庫県における神戸市の割合 = 552.3 km² / 8,396 km² ≒ 0.07 (7%)

石川県における金沢市の割合 = 468.6 km² / 4,186 km² ≒  0.11 (11%)

宮城県における仙台市の割合 = 785.8 km² / 7,282 km² ≒ 0.11 (11%)

神奈川県における横浜市の割合 = 437.4 km² / 2,416 km² ≒ 0.18 (18%)

どこの県も、主要都市以外の面積がほとんどを占めるようです。

この中だと神奈川の人は横浜出身でなくても横浜出身と答える率が高いという偏見を持っていましたが、面積比も比較的高く、あきらめの境地に至っているのかもしれません。

 博多にいたっては1%を切ってるし市ですらないんですね、、

愛知の名古屋以外の魅力

みなさん、愛知には日本最古のお城があることをご存じでしょうか。

はい、もちろんわかりますね。犬山城です。間違ってもテストで名古屋城なんて答えてはダメですよ!

先述の通り、愛知の94%は名古屋ではないわけですし、名古屋以外にも魅力的な場所はたくさんあるんです!

犬山市は城下町が観光用に整備されていて、食べ歩きも楽しいですし、明治村という、本物の明治建築を保存展示する野外博物館なんかもあったりします。

「名古屋名物」としてひつまぶしも有名ですが、うなぎの生産量は一色町が日本一です。

三河湾には劇場版名探偵コナン天空の難破船」にも登場したアートの島、佐久島や、フグやタコがおいしい日間賀島篠島なんかもあったりします。僕自身、研究室旅行で篠島に行ったことがありますが、釣ったお魚を旅館でさばいてもらってお刺身で食べたのはいい思い出です。

秋には新城市鳳来寺山のもみじまつりに行くのもいいでしょう。他の紅葉スポットと比べても、もみじが鮮やかな朱色に染まって写真映えもしますし、思い出に残ること間違いなしです!

最近ではYouTuberの東海オンエアさんの影響で岡崎市に注目が集まっているとかいないとか。公立高校で東大入学数日本一を浦和と競う、岡崎高校とかも岡崎市ですね。

ぱっと思いつくだけでもこれだけの魅力が愛知にはつまっています。

当然これだけでは語り尽くせないほど魅力があるので、皆さんも探してみてはいかがでしょうか!

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は僕が愛知出身なので愛知を主軸に話を進めましたが、どの県だって、主要都市以外の地域にも必ず魅力があると信じています。

今日紹介した県に主要都市だけのイメージをもっていた読者の皆さん、観光などの際は視野を広げるともっといい体験が待っているかもしれません。

神戸以外の兵庫の皆さん、金沢以外の石川の皆さん、きっとこの記事に共感いただけたのではないでしょうか。

初対面の人と話す時、「神戸出身じゃないのに、、」とむっとすることもあるのではないでしょうか。そんな時は、反発するのではなく、地域の魅力を伝える、コミュニケーションのきっかけになると考えるとよいです。

たとえば婚活なんかでは地元の話とかは誰が相手でも盛り上がりやすい話題ですし、旅行の話にもつなげやすいのでとってもオススメです!

この記事が各県の魅力に気づくきっかけになればいいなと思います。

ではでは、また次の記事でお会いしましょう。

未経験からAIエンジニア!?マウスカチカチしてただけの僕がたった37日で新進気鋭のAIベンチャーに転職できたワケ

はじめに

やあやあ皆さんどうもthunderです。飽き性の僕がこんなにも早く記事を書くに至ったのは、ひとえに皆さんからの反響のおかげです。ありがとうございます!

でもこれは調子に乗ってますね。前回「調子に乗っちゃだめ」って主旨の記事書いたのにね。

人はどうして同じ過ちを繰り返してしまうのでしょう。

まあ調子に乗ってしまったからには立ち止まれないのが僕の性"さが"なので、早速転職の話をしていきます。

前職の話

さて、まず前職についてですが、プログラミングをしない、上流工程を担う会社だったことまでは覚えているんですが、記憶喪失になってしまったので何も覚えていません。最後にやっていたのはストレージの容量を空けるためにデータのコピーをひたすらマウスでカチカチやる業務だったような気がします。GUIの製品を使っていたので、スクリプトで自動化もできずとにかくカチカチやっていた気がします。

 なんでこんな断片的な記憶しかないかというと、全くもって仕事に情熱を注ぐことができていなかったんですね。

「仕事というのはどこの会社で何をやっても楽しいわけがない。安定してお金をもらうためだけにやるもの。」という信条で生きていました。

ちゃんと情熱を注いでやってる人もたぶんいいましたし、僕が「カチカチやってただけ」の仕事にも本来は何か考えてやる要素があった気がするので、僕が純粋にあの仕事において無能だったと思います。

友達主催の異色就活イベント

そんな情熱のかけらもなかった前へ進むきっかけをもらったのが、友達が主催する就活イベントでした。

これは就活イベントと言ってもちょっと特殊で、プログラミングコンテストを行い、ついでに面談をして、もしその会社に入社した場合の年収を査定してくれる、というものです。

正直、転職なんて1ミリも考えていなかったので就活要素に興味はなかったのですが、友達が主催だったことと、プログラミングコンテストもあったのでなんとなく参加しました。

そのイベントで募集されていた職種の一つがそう、「AIエンジニア」です。僕は趣味でゲームAIを開発していたのですが、GoogleのAlphaGoの影響もあり、機械学習にも興味を持ち始めていたところだったので、当時自分の仕事に興味を持てずに腐っていた僕にとって、とても興味が惹かれる職種でした。

これは先述の「仕事というのはどこの会社で何をやっても楽しいわけがない」という僕の信条を崩し、転職を考えるのに十分な後押しとなりました。

転職活動の開始

上記のイベントをきっかけに、その会社を受けることに決めたのですが、せっかくやる気になったので他の会社も調べてみようと考えました。

まずは2つの転職サイトに登録してみました。

ひとつはプロフィールを登録すると企業側からスカウトが来るタイプのもの、

もうひとつはエージェントがついていろいろサポートしてくれるタイプのものです。

僕は前職の仕事については全く自信がなかったのですが、趣味として活動していたプログラミングコンテストの実績があったので、ありがたいことにスカウトもたくさん来ましたし、エージェント経由で応募した企業もほとんど書類選考で通過できました。

天職との出会い

先述の通りAIに興味を持っていたのでAIエンジニアの募集を中心に見ていたのですが、具体的に「どんな」AIがつくりたいかまではイメージできていませんでした。

そんな時に届いたスカウトがゲームAIを開発する企業からのものでした。そう、上の方にも書きましたが、僕が趣味でやっていたこと、趣味で実績をつくってきたものそのものだったのです。

この会社を見つけた時点で複数の企業の書類選考の通過していましたが、完全に興味がこの会社に奪われてしまいました。

1社目(最初の就活イベントの主催企業)

さて、ゲームAIに完全に目を奪われていたので他の会社は極力受けないようにしていたのですが、最初の就活イベントの会社は既に面接日程が決まっていたので面接に行きました。この会社はゲームAIとは一切関係ないです。

新卒の就活の反省として、中途半端な忖度をして本音で話せなかったことがあったので、今回はとにかく正直に話をしました。

どんな会社が気になっているかについても、先述のゲームAIの会社に興味が惹かれていることを話しました。

まあ正直に話すぶんにはいいんですが、ゲームAIの話に熱が入りすぎてしまったせいか、この会社は落ちてしまいました。原因はそれだけともいえないですが、あきらかに熱をこめすぎてしまいましたね。。

2社目(本命のゲームAIを扱う企業)

はい、そんなわけで、本命企業に赴きます。

1回目は顔合わせのような面談で、2回目以降が採用面接を数回するという感じです。

1社目の流れでわかると思いますが、僕はとにかくゲームAI開発がしたいという熱が強かったので、ただ本音をそのまま垂れ流すだけで面接はスムーズに進みました。

自分がやりたいこととマッチしているとこんなにも正直な気持ちがあふれてとまらなくなるものなのか、と自分自身驚いたものです。

実績もマッチしたので、本当にただ楽しくお話をしただけで気づいたら内定をいただいていました。

この時点で、友達主催のイベントから数えて37日目でした。

タイトルについて

読者のみなさんの中にはこんな感想を持った方がいるのではないでしょうか

「『未経験が』『37日で』というのは詐欺ではないか!!」

はい、未経験というのは業務としてのAI開発経験がないことを指しており、実際は趣味でゲームAIを開発していました。当然それまでの経験を含めれば37日には収まらないです。

趣味とはいえゲームAI開発は当時まででも6年ぐらいの経験がありましたし、足りない技術があれば精進を重ねて身に着けてきたつもりです。きっとAIエンジニア以外の職種でも同じようながんばりは必要なんじゃないかと思います。

 もし「未経験でも簡単に、何の努力もせずに望みの職を得る方法」を期待してこの記事を読んでくれていた方がいたとしたらすみません。きっとそんな方法はないんじゃないかと思います。

この記事の主題はもっと別のことです。

この記事で言いたかったこと

今回の転職活動で僕が成功できた要因は大きく分けると以下のようなものが挙げられると思います。

  1. 興味のあることに対し、継続して行動を起こしていた
  2. 興味のあることに対し、結果を残していた
  3. 興味のあることとマッチする会社、職種が存在した
  4. 興味のあることとマッチする会社と出会うことができた

2に関しては、がんばっていれば結果が絶対についてくるといものではないですし、

3に関しては、存在しないものはどうしようもないと思います。

でも、1に関しては誰でもできそうじゃないですか?だって、興味あることなんですから。興味あることがない人は興味を持てることを探すといいかもしれません。

で、4については僕も転職活動をして初めて自分にマッチする会社の存在に気づくことができました。探す前から「ない」と決めつけていませんか?

「努力していればきっと夢は叶う」

なんてきれいごとは口が裂けても言えませんし、そんな言葉を吐く人間は信用ならないと思いますが、

行動をしない限り何も得られなかったというのは間違いないです。

僕自身、友達の就活イベントの後押しがなかったらきっと行動ができていなかったと思います。

もし読者の皆さんの中に、現状に不満を抱え、苦しんでいる人がいたら、この記事を行動のきっかけにしていただけたらうれしいです。

この記事が、あの時の僕にとってのあの就活イベントのような大きなきっかけになることを願いつつ、この記事を終えたいと思います。ではでは。

25社お祈り!?日本5位の最強学生だった僕が新卒の就活で大失敗した話。

はじめに

やあやあ皆さんお久しぶり!thunderです。前回の記事から1年以上の月日が経ちました。飽きっぽいですね、僕。

というわけでね、会社とか就活とかの話はバズる!ということと、失敗談はバズる!という浅はかな考えから、昔の恥ずかしエピソードを書いていこうと思います!

みんな人の苦労話好きでしょ?

タイトルもなんかバズりそうな感じにしてみましたが25社とか適当です。数えきれないぐらい落ちたので実際はもっと落ちてます。

注意事項

  • 7年ぐらい前の話です。2020年の新卒就活事情とは異なる点があるかもしれません。
  • 7年ぐらい前の話です。今の僕はもう少しまともな大人です。
  • 中途で転職しているので、この就活で入社した会社には現在は勤めていません。
  • 幼稚園児並の思考を垂れ流していくので、かなり不快感があるかもしれません。(この記事の想定読者層に幼稚園児は含まれませんが、もし幼稚園児の方で見てくださっている方がいたらすみません。幼稚園児をバカにする意図はありません)
  • 当時の活動内容がひどすぎるので一部カットしているかもしれません。
  • 内定と内々定の違いとか細かく説明するのめんどいので内定で統一します。

就活解禁前の重大事件

まずは就活を始める前の話として、絶対に欠かせない話があります。

そう、タイトルに日本5位とか書いてるんですが、「学生プログラマ日本一決定戦」と題した大会に出場して、ラッキーパンチで決勝5位という好成績を出してしまったんですね。

一見すると「え、すごい実績をひっさげて就活爆アドじゃん。なにが事件なの?」って思いますよね。僕もそう思います。

何がダメだったか簡単に言うと、調子に乗ってしまったんですね。

当時のこの大会、OSやらオフィスソフトやらつくってる世界的大企業を筆頭に、超すごそうな企業がいっぱいスポンサーをしてて、しかもスポンサーの人事の方々が会場に来ててめっちゃチヤホヤしてくれたんです。

自尊心の塊だった当時の僕はそれはもう自己顕示欲が満たされ、就活の不安とか全部吹き飛んでしまいました。

当時の僕の就活感

皆さん就活の時やりました?自己分析。僕はやってません。調子に乗っていたので。

当時の僕がどんなことを考えていたか、ちょっと思い出して箇条書きにしてみます。

  • 名前の知ってる大企業ならなんか安心
  • 名前の知ってる大企業はなんとなく保守的でつまらなそう
  • ベンチャー企業はなんか不安
  • ベンチャー企業はなんか先進的で楽しそう
  • 愛知に住みたい(当時愛知にいたので)
  • 愛知の企業は車ばっかでつまらん。愛知じゃなくていいや
  • 周りのみんな某車グループ受けてるし自分もとりあえず受けとくか
  • ゲームに興味がある
  • ゲーム会社はブラックって聞いたのでこわい
  • プログラミングがしたい
  • プログラマーはブラックって聞いたのでこわい
  • まあIT企業なら上流でもプログラミング経験はなんか役立つだろ

いかがでしたでしょうか?

企業を「大企業」「ベンチャー」とくくって、ぼんやりとしたイメージしか持っていなかったり、すべての考えにそれを潰す反対の考えがあったりと、むちゃくちゃなのがわかりますでしょうか。

こんな考えの状態で僕がどんな企業を受けたかわかりますか?

そう、「全部」です。名前の知ってる大企業もベンチャー企業も、愛知の企業も愛知県外の企業も、ゲーム会社もゲーム以外の会社も、プログラムを書く職種も上流の職種も、とにかく上に書いてある内容に含まれる企業は全部受けました。

1社目の内定

さあさあ、このヤバい思考のまま就活がスタートしました!

1社目は上記の大会の主催!なんかかっこよさげなデジタルアートとかでバズりまくってるイケイケベンチャー企業です。この会社の演出あってこそ大会のおもしろさが増していたと思います。

大会の主催だけあって、入賞者のことを高く評価してくれていたようですし、学生時代に趣味でつくったフリーソフトの話などもして、プログラミングに対する情熱なども真剣に聞いていただけました。そんなこんなであっという間に内定をいただけました。

非常にありがたい話なんですが、当時の僕は「なんか知らないベンチャー企業はなんとなく不安だなぁ」ぐらいのノリでしたし、保留のまま就活を続けさせてもらいました。

この時点で「まだ周りの誰も内定もらってない中、かなりアドバンテージあるぞ!大会入賞という武器もあるし、これからバリバリ内定もらっちゃうぞ!」とか思っちゃったわけです。

そしてここから地獄が始まります。

大会協賛企業いろいろ

ここまで調子に乗っていた僕も、ここから雲行きがあやしくなっていきます。

先述の通り、大会にはスポンサーとなっている協賛企業がいっぱいあったので、そのあたりからたくさんスカウトをいただきました。

同様の流れで1社内定をいただいていたので、「お?これはあの最強外資企業も、新卒の給料が高いことでよくニュースに名前が挙がるあの企業も、みんな内定ゲットしちゃうかぁ?」とか思っちゃっています。

で、実際いろいろスカウトからの流れで書類選考や1次面接をすっとばして2次面接や最終面接を受けさせてもらいました。

「志望理由はなんですか?」よく耳にする質問ですね。こういった質問に、「大会でお話させていただいた人事の方の話を聞いて、すごくおもしろそうだと思いました!」僕は元気よく答えるわけです。でも具体的にどんな話を聞いておもしろそうだと思ったとかはないんです。ただ、人事さんの説明を聞いて漠然とよさそうって思ってただけで、その企業で働くイメージなんて1ミリたりとも湧いていなくて、具体的な話は何一つ話せませんでした。

そんなこんなで、たくさんあった大会協賛企業は1つも受かりませんでした。

普通の就活の始まり

大会のスカウトも底をつき、マイナビリクナビに登録して周りのみんなと同じような就活を始めました。

いろいろ調子に乗っていたことをわずかに自覚し始めた僕は、大企業も中小企業もベンチャーも、えり好みせずとにかく目についた企業は手当たり次第受け始めました。

「本命の企業以外も受けることで、面接の練習になる」みたいな噂を真に受けていたという面もあります。

練習なんて甘い気持ちで受けてる時点で本気じゃないのがまるわかりなので、やっぱり「練習用」企業も全部落ちました。

そんなこんなで「練習」したつもりになっていたので、志望度がある程度高い企業ですら、ちゃんとその企業で働く自分をイメージできていなくて、まともな話ができなかったような気がします。同様に全部落ちました。

第一志望のゲーム会社

この記事の上の方にこんなことを書きました。

  • ゲームに興味がある
  • ゲーム会社はブラックって聞いたのでこわい

そう、ゲームに興味があったんです。でもゲーム会社はブラックというのがよくある噂。なのでほとんどゲーム会社は受けなかったんですが、その1社だけ気になる会社があって、ネットや四季報で見た年収やら評判やらを聞いた限り、この会社だけはホワイトっぽい気がしましたし、何よりこの会社のゲームを僕自身心から楽しいと思ってたのでこの会社は受けました。

今思えば、唯一ちゃんと「志望」して受けた会社なような気がします。

先述の大会の実績もかみ合う企業だと思いますし、自分にもすごく合っている気がしました。

コーディング選考も難なく通過しました。

これはいけるのでは?って思ったのですが、重大なところでやらかしていました。

この会社は「プログラマー」みたいな大きな枠ではなく、サウンドエンジニアとか、フロントエンジニアとかミドルエンジニアとか、かなり細かい職種に分かれて募集が分かれています。

今思えば、志望者が本当にやりたい業務にありつける素晴らしい選考方法だと思いますが、当時の僕は多数のお祈りで中途半端に自信をなくしていたので、あろうことか最も興味がない職種を選んでしまいました。「自分が興味ない職種は人気がなくて倍率も低くなるだろう」と思ったのです。そんなわけありません。人それぞれ興味の向きは違うので、僕が興味がない職種だって誰かが興味を持って受けています。当然興味がうすい職種についてまともに話せるわけもなく、この会社も落ちてしまいました。

これは非常にもったいないことをしたと思います。

二次募集をしている企業いくつか

そんなこんなをしているうちに、ほとんどの企業は一次募集が終わり、二次募集をしている企業ぐらいしか受けられなくなります。

既に内定が1社あったのでその企業に決めればよかったとも思いますが、謎の不安感を抱いたまま、就活を続行しました。

さすがにいろんな落ちた経験から学んだのでしょうか、最終面接まで進んだ企業も増え始め、ついに2社目の内定をいただきました。

具体的に何がうまくいったのか、今でもよくわかりません。それまでに比べて企業のことをまともに調べていたような気がします。

就活の終焉

さて、ここで内定が2社になったわけですが、

2回目に内定した企業はざっくり言うと

  • 業務でプログラミングはしなさそう
  • IT企業ではある
  • 大手子会社なので福利厚生はすごいしっかりしてる

というような感じです。

プログラミングが大好きな僕にとって、プログラミングが業務でできないことはつまらなそうという気持ちがあったのですが、そもそも仕事自体どこの会社でどんな職種になっても苦行というイメージを持っていたので、ホワイトっぽそうという理由でこちらの企業に入社することにしました。

1社目はずいぶん待っていただいたにもかかわらず、特別志望度が高いわけでもない会社を選んでやめてしまったので、今思うとかなり失礼なことをしたと思います。(もともと、第一志望の会社がまだなので待っててほしい、みたいなことを言っていました。)

これで僕の新卒での就活の話はおしまいです。

結局この記事で何が言いたかったの?

この記事で言いたい大きなことは1つで、とにかく就活においては「どんな仕事をしたいのか」を考えるべきだと思いました。

ホワイト企業なのかブラック企業なのか、年収の高低、そういった面を気にする気持ちは否定しませんし、年収が高いホワイト企業で働きたいという気持ちは今でも変わりません。それは当然です。

でもまず、自分がその仕事をやりたいと思っていないと仕事は続かないです。「仕事自体やる気がなくてもホワイト企業なら我慢できるだろう」そう思って興味のない会社に勤めていましたが、やっぱり情熱がないとその仕事自体うまくこなすこともできずに会社に迷惑もかけましたし、僕自身もストレスがたまってしまいました。

上にも書きましたが、第一志望の会社だけはちゃんと志望していたと思います。でも「この会社に行きたい」じゃなくて、「この仕事がしたい」というところまで詰め切れませんでした。あの時ちゃんと本心でぶつかっていたらどうなっていただろう、そう思うこともありました。

もし読者の中にこれから就活をする方がいたら、ぜひどんな仕事がしたいのか、真剣に考えてみてほしいです。

この記事では書ききれませんが、僕は中途でそのあたりを見つめなおし、転職して本当にやりたいと思える仕事ができるようになりました。

読者の方にも、少しでも参考になればと思います。

ここまで長文に付き合っていただき、ありがとうございました。ではでは。

日本的企業あるある!?前職の偉い人々が面白かった話

はじめに

はいどうもー!いろんなサイトでブログを開設しては飽きてを繰り返している僕ですが、はてなブログにも手を出してしまいました。果たして今回はいつまで続くのか・・・

実は転職して3カ月が経ったのですが、前職の人々が中々おもしろ言動連発だったのでまとめていきたいと思います!ちなみにこれは前職を恨んでるとかは一切なく、このバズりそうなネタを世に出さずにいるのはもったいない、その一心でこの記事を書いています。なんやかんやでホワイト企業だったし、いい会社ではありました。なのでなるべく企業を特定できるような情報は書かないつもりです。

 

前職はどんな会社?

システム開発、販売を行う大手子会社でした。開発といっても、設計や実装などはベンダー任せで、実際には開発については要件定義やスケジュール管理どまりで、サービス維持やトラブル対応の方に追われるようなお仕事をする会社です。超大規模システムなので、自社で全部をやってられないという現実もあるとは思います。

 

とまあ、前書きばかりじゃつまらないので早速おもしろ発言集を書いていきますよ!

 

織田信長豊臣秀吉徳川家康、誰の下で働きたい?

これは偉い人から一斉送信で送られたメールの一例です。ときどきこういった謎メールが社員に届くのですが、1日以内に返信しないと偉い人直々に席まで来て返信しなかった理由を詰められます。病気で休んでる人にも直接電話で詰められたりしてました。百歩ゆずって「社員が求めるリーダー像に近づくために社員の意見を聞きたい」と解釈したのですが、「まあ俺はこの3人の誰にもなるつもりはないがな!ガハハ!」とのことでした。・・・このメールの真意はなんだったのか。

 

プログラミングなんてのは底辺会社のやることだ!

新人が「プログラミングを学ぶことでシステムの動く仕組みを理解し、業務に役立てたい」という趣旨の発言をした際に偉い人が返した発言です。まあこの会社は直接プログラミングをする機会はありませんし、他にも学んどいた方がいい技術はたくさんあるので、プログラミングを真っ先に勉強する必要はないんですが、「底辺」はまずいでしょう。その「底辺会社」とやらがいないとこの会社のシステムつくる人いなくなりますよ?

 

これからは我々もプログラミングの中身を理解するべきだ!

「底辺会社」発言の人よりもっと偉い人の発言です。まずは平社員じゃなくて管理職の意識を変えないと絶対無理ですよそれ。だって底辺扱いされますもん。

 

80年代のヒッピーでも目指してるの?

髪が伸びてきた社員に偉い人が鼻で笑いながら言い放った発言です。会社の規約は守ってるんだから好きにしてやってほしいですね。

 

他の社員は残業してるのに君は定時で帰るんだね

自分の仕事終わったので帰ってただけなんですがね。残業してる社員とはチームも違うし手伝おうと思ったところで手伝えることなにもなかったんですがね。ちなみに残業したらしたで「なんで残業してるの?君がする必要ある?」とか言われます。やむを得ない事情で当日中にやらなきゃいけないことでも残業するなと言われるので、残業してほしいのかしてほしくないのかわかりませんね。

 

新人は成果がなくて評価が難しい、俺とよくしゃべるやつの評価を高くする

偉い人のこの謎評価指標のおかげで僕の評価は新人で一番高くしてもらえました。ありがとうございます。他の同期に恨まれるんじゃないかと心配になったものです。あ、これは感謝してます。恩恵があったので。

 

私に挨拶がないということは、今年の新入社員は私の世話になる気はないんですね

新人が初めての部署配属前に管理職全員に挨拶メールをした際の偉い人の発言です。いやいや、あなたの名前、部署の体制表に載ってなかったんですが。なにも知らない新人がどうやってあなたの名前見つけるんですかね。(当時この人は他の部署にも所属してて特殊な立ち位置だった)

 

俺が行くんだから、お前らは当然わかってるよな?

CSR活動として、エコ活動イベントが開催された際の偉い人の発言です。一応参加自由のはずなんですが、まあこんな発言をされたら社員がどういう気持ちになるかはわかりますよね。

 

そんなことしてたらモテないよ

鼻炎持ちで自席で鼻をかむことが多かったので、やむを得ず自席にゴミ袋を用意したら先輩に言われた発言です。自席にゴミ袋があることがやたら面白かったらしく、近くにいた女性社員をわざわざ呼んでバカにし、その後ことあるごとにそのエピソードを自慢げに話してまわってました。

 

ビールを飲まないやつは人間じゃない

ごめんなさい、さすがにこんな表現はしてませんでした。が、ビールを飲まないことを飲み会の間ひたすら説教してくるおじさんがいました。僕は頑なに飲みませんでしたが、飲んで倒れておじさんを訴えたら彼の人生を変えることができたんでしょうかね。

 

まだ飲み会の店決まらないの?

先輩が突然飲み会を企画してたので、行きたくないけどとりあえず出席することにしてたんですが、飲み会の直前になって言われた発言です。え?先輩が勝手に企画してみんなを集めた会でしょ?いつの間に新入社員が幹事にさせられたの?てか店決めずに日程だけ決めたの?え?え?

 

敷金は出せません

これは特定の人物というより、会社そのものの制度の話です。入社前に「実家から通勤できない社員については、入社時に引っ越しが必要な場合に限り敷金を会社で負担します」みたいなことを言われてました。が、既に引っ越しを終わらせた後に「やっぱり敷金はだせませぇん」とのことでした。さすがに苦情が相次いだので最終的に敷金分のお金は後からもらえましたが、これは大問題なんじゃないですかね。もちろん、そういった手当のない会社もたくさんあるとは思いますし、敷金が出たこと自体はありがたいことではあるんですが、「出ます」と言った後の手のひら返しはやめてほしいですね。(敷金だったか礼金だったかは忘れました。お部屋契約したときに払うやつ)

 

君本当に大学出たの?

これは僕自身資料がうまく書けなかった頃に偉い人に言われた発言です。まあ今思い返すと実際ひどい内容の資料だったので、あきれられても仕方なかったです。いや、もうちょい言い方はあったのでは、とは思いますが。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。あなたの会社にもこんな人、いるんじゃないでしょうか。いない?であれば素晴らしい会社ですね。仕事内容にも満足しているのであればその会社を大切にしていきましょうね。あ、一応ですが、上に上げたような言動をした人々も、いいところはあったし仕事で助けられた場面はあるので、純粋な悪人というわけでもない、、と思います。ただ、ちょっとでも困った言動があるとその部分が印象に残ってしまうので気を付けないとなぁ、という話でした。まあこんな記事を書いてさらしてしまう僕が一番の悪なのかもしれません。

以上、貴重なお時間をこの駄文に使っていただき、ありがとうございました。このブログ、続くのかどうかあやしいですが、次回があればまた次回、気長にお待ちください!(?)